有力スポーツ選手を手がけるマネジメント会社「スポーツビズ」は22日、アニメや漫画などのキャラクターを活用する新たな事業「IP(知的財産)アスリートマネジメント」を開始し、人気サッカー漫画『キャプテン翼』の主人公である大空翼とマネジメント契約を結んだと正式に発表した。
異例のIPマネジメント契約
スポーツビズはこれまで、陸上女子やり投げの北口榛花選手(JAL)やその他のトップアスリートを顧客として抱えてきた。しかし、実在の人物ではなく、アニメや漫画のキャラクターを対象としたマネジメント契約は極めて異例のケースとなる。同社は、IPを活用した新たなビジネスモデルを模索しており、この契約はその第一歩と位置づけている。
IP活用の広がり
近年、企業や自治体と連携したIP活用の動きは国内外で急速に広がっている。例えば、人気ゲーム「ポケットモンスター」は、さまざまな企業や地域とコラボレーションし、観光促進や商品販売に成功している。こうした流れを受け、スポーツビズもIPアスリートという新たなカテゴリーを創設し、大空翼の持つブランド価値を最大限に引き出す計画だ。
スポーツビズの山本雅一代表は、「大空翼は世界中の人々に夢を与え続けてきた“もう一人のアスリート”です。彼を価値を生み出す主体としてマネジメントし、新たなエンターテインメントやビジネスの可能性を切り拓いていきたい」との談話を発表した。
今後の展望
スポーツビズは、大空翼を皮切りに、他の人気IPキャラクターとの契約も視野に入れている。また、実在のアスリートとIPキャラクターのコラボレーションなど、クロスオーバーな企画も検討中だ。同社は、IPアスリートマネジメントを通じて、スポーツ業界とエンターテインメント業界の垣根を越えた新たな市場を創造することを目指している。



