岩手県内初のeスポーツ拠点「プレイハブキタカミ」が北上駅前に5月開業、多世代交流のデジタル広場に
北上に県内初eスポーツ拠点、5月開業で多世代交流場に

岩手県内初のeスポーツ拠点が北上駅前に5月開業、多世代交流のデジタル広場へ

岩手県内で初めてとなる本格的なeスポーツ拠点施設が、5月にJR北上駅西口エリアにオープンします。この施設は「プレイハブキタカミ」と名付けられ、北上市が推進する公民連携の市有地利活用事業の一環として整備されました。最新のゲーム環境を備えた競技スペースと交流エリアを併設し、年齢や障害の有無を問わず多様な人々が集う「まちのデジタル広場」としての役割を果たすことが期待されています。

公民連携で整備されたマンション棟に施設が入居

プレイハブキタカミは、盛岡市に本部を置く岩手eスポーツ協会によって開設されます。施設は、北上市が民間企業の知見と資金を活用して開発した10階建てマンション棟の1階部分に位置します。このマンション棟の2階から10階までは単身者向けの賃貸住宅として利用され、1階のeスポーツ施設と一体となった複合施設となっています。

施設内には、最新鋭のゲーム用パソコンを完備したプレイスペースと、地域住民が気軽に交流できるコミュニティスペースが設けられます。現在、オープンに向けて機器の設置や最終調整が進められており、5月の開業後は本格的な競技環境が提供される予定です。

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eスポーツを通じた多様な活動と地域連携を計画

プレイハブキタカミでは、単なる競技場としてだけでなく、以下のような幅広い活動を通じて地域コミュニティの活性化を目指します。

  • eスポーツ大会や競技会の定期的な開催
  • 若者向けのeスポーツスクールやプログラミング教室の運営
  • 障害者の就労支援や社会参加を促進するプログラムの実施
  • シニア世代向けのeスポーツチームの結成と活動支援

岩手eスポーツ協会の遠藤徹也代表理事は、「eスポーツは若者中心のイメージがありますが、当施設では年齢や障害の有無に関係なく誰もが集える場にしたいと考えています。特にシニアのeスポーツチームづくりにも積極的に取り組み、多世代交流の拠点として機能させます」と語りました。

地域からの期待と先行する関連施設の整備

3月13日には、施設予定地でeスポーツの実演イベントが開催され、専大北上高校の生徒たちがパズルゲームで対戦を楽しみました。参加した2年生の男子生徒は、「北上にこうした施設ができるのは本当に嬉しいです。競技を楽しむだけでなく、ここで新しい人と出会えることも楽しみにしています」と期待を寄せました。

今回の市有地利活用事業では、約5,800平方メートルの土地に市民武道館、賃貸マンション、立体駐車場などが整備されました。総事業費は市負担分と民間企業負担分を合わせて約25億5,000万円に上ります。市民武道館と駐車場は既に昨年4月から利用が開始されており、eスポーツ施設の開業により、さらに地域の利便性と魅力が向上することが見込まれています。

eスポーツ(エレクトロニック・スポーツ)は、インターネットを介してスポーツゲームや格闘ゲームなどで対戦する競技として、2000年頃から普及が進みました。現在では世界で1億人以上の競技人口を擁するまでに成長しており、岩手県内でも新たな文化として根付くことが期待されています。

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