東京大学、学校推薦型選抜で過去最多の93人合格 出願者は265人に
東大、学校推薦で過去最多93人合格 出願265人

東京大学、学校推薦型選抜で過去最多の93人合格を発表

東京大学は2月11日、2026年春入学を対象とした学校推薦型選抜において、過去最多となる93人の合格者を決定したと正式に発表しました。この選抜は学生の多様性を促進し、教育の活性化を図ることを目的として実施されており、各学部ごとに科学オリンピックの受賞歴や留学経験など、特定の推薦要件を定めています。

出願者数は265人、女性比率は45.2%

募集人員は100人程度であったのに対し、今回の選抜には合計265人が出願しました。合格者の内訳を見ると、男性が51人、女性が42人で、女性比率は45.2%となりました。これは過去最高だった昨年春の49.4%からわずかに低下していますが、依然として高い水準を維持しています。

出身高校の地域別と学部別の詳細

合格者の出身高校を地域別に分析すると、東京都が29人と最も多く、次いで東京を除く関東地域が20人、その他の地域が44人という結果でした。この分布は、全国から幅広い人材が集まっていることを示しています。

学部別の合格者数では、工学部が27人でトップを占め、農学部が13人、法学部が11人と続きました。これらの学部は、科学技術や社会貢献に強い関心を持つ学生が多く集まっている傾向が窺えます。

担当者のコメントと今後の展望

同日にオンラインで行われた会見では、選抜担当者が「過去最多の合格者が出たことは大変喜ばしく思います。今後も積極的な募集活動に取り組み、多様な背景を持つ優秀な学生を迎え入れたい」と述べました。この発言は、東大が教育の質向上と国際競争力強化を目指す姿勢を明確にしています。

学校推薦型選抜は、従来の一般入試とは異なり、生徒の個性や特技を重視する選考方式として導入されました。今回の結果は、その制度が着実に成果を上げている証左と言えるでしょう。東大は今後も、様々な分野で活躍する人材を育成するため、選抜方法の改善と拡充を続けていく方針です。