中国1月の新車販売が14.8%減少、新エネルギー車は前月比半減に落ち込む
中国自動車工業協会が2月11日に発表した2026年1月の国内新車販売台数は、前年同月と比較して14.8%減少し、166万5千台となりました。これは3カ月連続のマイナスを記録する結果です。特に注目されるのは、電気自動車(EV)などを含む「新エネルギー車」の販売動向で、前月から半分以下に急落しました。
税優遇縮小が新エネルギー車販売に直撃
新エネルギー車はこれまで10%の税金が免除されてきましたが、政府の政策変更により、1月からは5%の負担が必要となりました。この影響は大きく、1月の新エネルギー車の国内販売は、前月比で54.4%減、前年同月比でも18.9%減の64万3千台にまで落ち込みました。国内販売全体に占める新エネルギー車の割合も大幅に低下し、市場の構造変化が鮮明になっています。
輸出は好調を維持、海外市場への進出が加速
一方で、中国メーカーは海外市場への進出を積極的に進めており、輸出面では前年同月比44.9%増の68万1千台と、高水準を維持しています。この輸出の伸びは、国内市場の低迷を補う重要な要素となっており、中国自動車産業のグローバル戦略の強化がうかがえます。
今回のデータは、中国の自動車市場が税制政策の変更に敏感に反応することを示しており、今後の動向が注目されます。特に新エネルギー車の販売回復には、政府の支援策や市場の需要動向が鍵を握ると見られています。