感震ブレーカーの愛称「グラぴたスイッチ」に決定、東京都が認知度向上へ
感震ブレーカー愛称「グラぴたスイッチ」に決定

東京都は29日、地震の揺れを感知して自動的に電気を遮断する「感震ブレーカー」の認知度向上を目的に実施していた独自の愛称投票の結果、約2万8000票を獲得した「グラぴたスイッチ」に決定したと発表した。

「グラぴたスイッチ」の由来と機能

感震ブレーカーは、地震で「グラグラ」と揺れた際に、住人がブレーカーを落としたりコンセントを抜いたりする手間なく、電気を「ぴたっ」と遮断し、火災を防ぐ機器である。価格は数千円から数万円程度で、分電盤型やコンセント設置型など複数の種類が存在する。

過去の地震火災の原因

東京都総務局によると、過去の地震で発生した火災のうち、約6割が電気に起因している。しかし、都内の感震ブレーカー設置率は2025年3月現在で13%にとどまっており、普及が急務となっている。

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投票の経緯と結果

都は5月15日までの約1か月間、公式スマートフォンアプリ「東京アプリ」などを通じて愛称を募集し、「グラぴたスイッチ」「でんき火災ストッパー」「ファイヤーゼロブレーカー」の3候補から一般投票を実施。総投票数4万5064票のうち、「グラぴたスイッチ」が2万8269票を獲得し、最多得票で選ばれた。

今後の普及策

東京都は今後、東京電力パワーグリッドなどと連携し、この愛称を活用した設置促進キャンペーンを強化する方針。特に、コンセント型の感震ブレーカー(日本防災スキーム提供)など、手軽に導入できる製品の普及に力を入れるとしている。

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