転売目的か、スマホ不正契約容疑で3人逮捕 クレカ請求被害の相談60件
転売目的か、スマホ不正契約容疑で3人逮捕 クレカ請求被害60件

愛知県警本部は28日、他人名義でスマートフォンの通信契約を不正に繰り返したとして、居所不定の無職打田雅明容疑者(46)ら男女3人を私電磁的記録不正作出・同供用と詐欺の疑いで逮捕、送検したと発表した。容疑者らの認否は明らかにされていない。

逮捕された3人の役割

合同捜査本部によると、逮捕されたのは打田容疑者のほか、内縁の妻で無職の長屋恵梨容疑者(43)=名古屋市港区稲永4丁目=、会社員の坂北仁志容疑者(46)=岐阜県瑞穂市古橋=の両容疑者。3人は愛知県一宮市の40代男性らと共謀し、2025年5月、携帯電話会社2社のオンラインショップで、男性になりすまして運転免許証の画像データを送信したり、氏名を入力したりして、計9台のスマホを契約した疑いが持たれている。

指示役と勧誘役、受け取り役

打田容疑者は不正契約の指示役を務め、坂北容疑者は知人らにスマホの名義貸しを勧誘。長屋容疑者はスマホの受け取りを担当していた。坂北容疑者は「(名義人として)100人を仲介した」と話しているという。

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名義貸しの実態

名義人は1台につき数万円の報酬で勧誘されていた。名義貸しの際にクレジットカードの作成を要求されることもあり、機種代金や通信料の決済に無断で使われていた。提供された情報をもとにカードが不正に作成された事例もあり、中には「家族カード」として追加発行されたケースもあった。

被害相談60件

2025年8月以降、名義貸しに関与したとみられる契約者から「料金請求はないと聞いていたのに高額な請求を受けた」などの相談が、愛知、岐阜の両県警に計60件寄せられている。捜査本部は、容疑者らが入手したスマホを転売していたとみて、さらに詳しい実態を調べている。

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