ストーカー容疑で書類送検の元警部補に罰金30万円 名古屋簡裁が略式命令
元警部補に罰金30万円 ストーカー行為で略式命令

愛知県警の元警部補の男性(60)が知人女性に対するストーカー規制法違反容疑で書類送検された事件で、名古屋区検は同罪で略式起訴し、名古屋簡裁は罰金30万円の略式命令を出した。いずれも21日付。

男性は2022年から2025年にかけて、スマートフォンで知人女性を盗撮するなどのストーカー行為をしたとして、県警に書類送検された。その後、停職1カ月の懲戒処分を受け、退職した。

この事件は、警察官によるストーカー行為という立場を利用した犯罪として注目を集めた。元警部補は長年にわたって被害女性に執拗な接触を続け、女性に強い恐怖感を与えていたとされる。県警は内部調査を進め、男性の行為がストーカー規制法に抵触すると判断し、書類送検に至った。

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略式命令は、被疑者が罪を認めた場合に簡易な手続きで罰金などを科す制度で、今回の罰金30万円は比較的軽微な処分となった。しかし、被害者の心情や警察官の倫理違反の重大性を考慮すると、批判の声も予想される。

県警は再発防止に向けて職員の倫理教育を強化するとともに、ストーカー被害の相談窓口を周知する方針を示している。元警部補は既に退職しているが、今後の民事訴訟なども含めて被害者の救済が求められる。

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