高校3年生がオンラインカジノで1104回賭博容疑 香川県警が書類送検
高校生がオンラインカジノで1104回賭博 香川県警が書類送検

高校3年生がオンラインカジノで1104回の賭博を繰り返した容疑で書類送検

香川県警察は、東京都練馬区に住む高校3年生の男子生徒(18歳)が、海外のオンラインカジノサイトを利用して賭博を繰り返した常習賭博容疑などで、高松地方検察庁丸亀支部に書類送検されたと発表しました。送検日は2月6日付です。

「成功体験が忘れられず、やめられなかった」と供述

県警の発表によると、男子生徒は昨年5月から6月にかけて、インターネット上の知り合いから勧められた海外のオンラインカジノサイトに接続し、合計1104回もの賭博行為を行った疑いが持たれています。生徒は取り調べに対し、「成功体験が忘れられず、やめられなかった」との趣旨の供述をしているということです。

この供述は、オンライン賭博の依存性の高さと、若年層が陥りやすい危険性を浮き彫りにしています。わずか2か月間で1000回を超える賭博行為は、常習的なパターンを示しており、深刻な問題として捉えられています。

詐欺と資金決済法違反の容疑も追加

さらに、男子生徒はゲームアカウントの販売を名目として、香川県内の男性から33万円相当の電子マネーを詐取した詐欺容疑でも追及されています。加えて、4人から合計1万1000円相当の電子マネーを受け取り、暗号資産に交換するなど、国に無許可で交換業を営んだ資金決済法違反の疑いもかけられています。

これらの行為は、オンライン賭博に加えて、金銭的な不正行為にも手を染めていたことを示しており、事件の複雑さと深刻さを増しています。県警は、一連の容疑について詳細な捜査を進めているとしています。

若年層のオンライン賭博問題が社会に警鐘

この事件は、高校生を含む若年層が簡単にアクセスできるオンラインカジノの危険性を改めて社会に突きつけました。インターネットを通じた匿名性の高い環境が、賭博行為を助長している可能性が指摘されています。

専門家は、オンライン賭博の依存性は高く、特に判断力が未熟な若者にとっては、一度の成功体験がきっかけで抜け出せなくなるリスクがあると警告しています。教育現場や家庭での啓発活動の重要性が、改めて問われる結果となりました。

香川県警は、今後も同様の事件を防止するため、関係機関と連携した対策を強化していく方針です。この事件を契機に、オンライン賭博に関する法規制や青少年保護の議論が活発化することが期待されています。