高崎市が可搬式個室授乳室を初導入、災害時も平時も活用
高崎市が可搬式個室授乳室を初導入、災害時も平時も活用

高崎市は今月、災害時の避難所などで授乳やおむつ交換をプライバシーを確保しながら行える個室型の授乳室「ベビーケアルーム」を初めて導入しました。この授乳室は鍵付きで、母親などが安心して利用できるのが特徴です。平時には、道の駅くらぶち小栗の里や授乳室がない市役所の各支所など6か所に設置し、活用する方針です。

ベビーケアルームの仕様と特徴

授乳室のサイズは高さ約2メートル、幅約1.8メートル、奥行き約0.9メートル。室内にはソファが設置されており、座ったまま授乳できるほか、背もたれ部分を倒すとおむつ交換台としても使用できます。重さは約394キロですが、4つのキャスターが取り付けられており、大人2人いれば簡単に移動できます。

災害時と平時の活用計画

災害時には、市内6か所から避難所などに移動させて使用する計画です。市は今年度、避難所の環境改善に向けて、段ボールベッドや空間を仕切るパーティション付きテントなどと合わせ、購入費4978万円を予算計上しました。授乳室1台当たりの価格は約324万円です。

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27日には市役所吉井支所に設置され、市防災安全2課の古谷かおり課長は「災害時に小さなお子さんのいるご家族の安心感につなげられ、平時も有効に利用できる」と意義を強調しました。

吉井支所の近くに住み、生後1か月の次女を子育て中の高校教諭の女性(31)は「個室なので安心して使用できます。避難所暮らしは不安だと思いますが、これがあると心強いです」と話していました。

高崎市は今後も、子育て世帯のニーズに対応した防災対策を進める方針です。

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