トランプ氏、イラン次期指導者選定に関与表明 反米路線脱却を要求
トランプ氏、イラン次期指導者選定に関与表明

トランプ氏、イラン次期指導者選定への関与を主張 反米路線からの脱却を要求

トランプ米大統領は5日、イランの次期最高指導者選出に関与する必要があるとの考えを明らかにした。アクシオスへのインタビューで、反米路線からの脱却を要求し、ハメネイ師の次男モジタバ師の後継選出を否定した。米イスラエルの攻撃で死亡したハメネイ師の後継選定を巡り、米国が積極的に関与する姿勢を示した。

「ベネズエラと同様に関与が必要」と主張

トランプ氏は「ベネズエラと同様に私が関与しなければならない」と主張。ハメネイ師の考えを引き継ぐ指導者が選ばれれば、米国は「5年以内」に再び戦争せざるを得なくなるとの見解を示した。「われわれが望むのはイランに調和と平和をもたらす人物だ」と述べ、親米的な指導者の選出を求めた。

モジタバ師が後継に就けば反米路線も引き継がれるとみて「軽量級で受け入れられない」と酷評。イランに「親米政権」を樹立したと主張できれば、軍事作戦終了の理由になるとの考えを示した。

クルド人勢力の蜂起を全面的に支持

ロイター通信によると、トランプ氏はイランでクルド人勢力の武力蜂起を全面的に支持する考えを示した。米国内では軍事作戦の長期化に反対する声が多く、トランプ氏の関与表明は戦略的転換を示唆している。

イランでは5日、米イスラエルの攻撃で破壊された集合住宅の様子が伝えられ、緊張が高まっている。トランプ氏の発言は、中東情勢に新たな波紋を広げる可能性がある。