千葉地方裁判所の新しい所長に就任した永谷典雄氏(62)が23日、記者会見を開き、自身の抱負を述べました。永谷所長は「デジタル化を滞りなく進めたい」と強調し、裁判手続きの電子化に向けた決意を示しました。
裁判所のデジタル化とは
裁判所では、5月21日から訴状、準備書面、証拠などの書類をオンラインで提出できるようになります。また、判決書や調書も電子データとして管理され、当事者はオンラインで裁判記録を閲覧できるようになります。この一連の改革について、永谷所長は「デジタル化は、公正な手続きのもと、紛争を適正かつ迅速に解決する裁判所の使命に資するものだ」と意義を説明しました。
永谷所長の経歴と抱負
永谷所長は岐阜県出身で、千葉地裁に着任する前は東京高等裁判所で民事訴訟を担当していました。東京高裁での経験を振り返り、「価値観が多様化し、広い目で多角的に検討しなければならない事件が増えている。合議を通し、より深みのある判断を心掛けた」と述べました。千葉地裁では、これまでの経験を生かし、デジタル化の推進だけでなく、多様化する事件に対応するための体制づくりにも力を入れる方針です。
会見では、永谷所長が抱負を語る様子が報道陣に公開され、今後の千葉地裁の取り組みに注目が集まっています。



