椙山女学園理事長が女子教育宣言の意図を説明 共学化せず女性教育継続へ
椙山女学園理事長、女子教育宣言の意図を語る

椙山女学園理事長が女子教育宣言の意図を説明

学校法人椙山女学園の椙山泰生理事長は19日、同園が発表した「椙山女学園女子教育宣言」について取材に応じ、その意図や今後の方針を語った。宣言では、小学校から大学まで一貫して女子教育を継続する方針が掲げられている。

宣言のタイミングと背景

椙山理事長は、宣言を発表したタイミングについて、金城学院大学が共学化を表明したことを挙げ、「学校の内外で、椙山女学園はどうなるのかという疑問の声があった」と説明。生徒や学生、保護者、卒業生、地域社会に対して、今後も女性教育に特化した教育機関として大学まで続けることを明確に伝える必要があったと述べた。

宣言の意図

宣言の意図について、理事長は「これから入学する生徒や学生が、女子教育を継続する学校だと認識して入学できるようにするため」と説明。また、「途中で女子大でなくなるのではという心配を払拭する意味もある」と付け加えた。

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経営・運営方針

少子化による学生確保の難しさについては、経営統合や共学化が一見有効な手段に見えるが、それによって失われるものも多いと指摘。社会における女性の地位や参画には依然課題があり、東海地域の教育の多様性を維持する上でも女子教育機関の存在は重要だと強調した。卒業生や在学生からも女子教育継続の強い要望があるという。

理事長は「共学化によって女性向け教育を男性に開放する意義は一定あるが、募集や生き残りに特にプラスに働くとは理解していない」と述べ、経営的には別の手段で持続可能な運営が可能だと自信を示した。「まだできることはたくさんある。女性のための学校として築いてきた伝統的な教育プログラムを大学の個性として発揮し、小中高でも個性を際立たせて魅力を打ち出していく」と語った。

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