首相官邸動画の著作権マーク、批判的使用でも削除要請せずと政府答弁
首相官邸動画の著作権マーク、批判的使用でも削除せず

首相官邸が高市早苗首相の取材対応などの配信動画に著作権マーク「©」を付けていることについて、佐藤啓官房副長官は18日の国会で、有権者らが批判的に動画を使用した場合でも、著作権侵害を理由に削除要請はしないと答弁した。

国会での質疑応答

参院行政監視委員会で、立憲民主党の田島麻衣子氏がこの問題を取り上げた。田島氏は、首相官邸が配信動画に「©」を付けていることに関し、動画が官邸側に批判的な内容とともに使用された場合などに「著作権侵害を理由に削除する心配はないか」と質問した。

これに対し佐藤氏は、動画内に「©」を埋め込む理由について、利用者が出典を記す手間が省けるようにすることで「円滑な利用を促すもの」と強調。「国民の情報共有や批判的検証を制限する意図は当然ない」と述べ、配信動画は「出典を記載の上で自由に利用いただける」と説明した。田島氏が「削除されない、ということでよろしいか」と重ねて問うと、佐藤氏は「おっしゃる通り」と明確に答弁した。

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現在の動画の状況

18日現在、首相官邸アカウントがX(旧ツイッター)などに投稿した動画のうち、報道各社による首相のぶら下がり取材や経済財政諮問会議での首相発言などの一部動画に「©内閣広報室」が付された状態となっている。政府はこのマークについて、出典明記の促進による二次利用の円滑化が目的であり、批判的な使用を妨げる意図は全くないとしている。

政府の見解

佐藤氏は答弁の中で、著作権マークの表示は利用者の利便性を高めるための措置であり、国民の情報共有や批判的検証を制限する意図はないと繰り返し強調した。また、動画の自由な利用を認めることで、政府の情報発信がより広く社会に浸透することを期待していると述べた。

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