2026年5月14日に告示された新潟県知事選挙で、立憲民主党と公明党の地方組織が異なる候補者を支持することが明らかになり、両党の連携に課題を残す結果となった。両党は衆議院で中道改革連合を結成しているが、今回の知事選では「地域の事情」を優先した形だ。参院議員や地方議員の将来的な中道合流を視野に入れる3党の足並みが乱れる構図となった。投開票は31日に行われる。
候補者の顔ぶれ
知事選には、3選を目指す現職の花角英世氏(68)、前県議で新顔の土田竜吾氏(38)、元五泉市議で新顔の安中聡氏(48)の3人が無所属で立候補を届け出ている。
公明党の対応
公明党の県本部は、現職の花角氏を支持する方針を固めた。2018年と22年の知事選でも、自民党とともに花角氏を支援してきた経緯がある。党本部の谷合正明中央幹事会会長は「県政の向上という点が大事だ」と述べ、地元の意向を尊重する姿勢を示した。
立憲民主党の対応
一方、立憲民主党の県連は、同党の森ゆうこ参院議員らの秘書を務めた土田氏を支持する。党本部の幹部は「地方組織レベルで仲間を応援するということ」と説明しており、公明党との対応が割れる結果となった。中道改革連合としては静観する構えだ。
中道合流への影響
立憲と公明、中道の3党は4月に中道改革連合を結成したばかりだが、今回の知事選で足並みの乱れが露呈した。将来的な中道合流を視野に入れる中で、地域の事情と党本部の方針の調整が今後の課題となる。新潟県知事選の結果は、3党の連携の行方に影響を与える可能性がある。



