外務省は22日、茂木敏充外相が25日から27日までの日程でインドの首都ニューデリーを訪問し、日本、米国、オーストラリア、インドの4カ国協力枠組み「クアッド」の外相会合に出席すると発表した。海洋進出や経済的威圧を強める中国を念頭に、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けた協力の推進を確認したい考えだ。
クアッド外相会合の概要
今回のクアッド会合では、4カ国間の協力の進展や今後の方針を盛り込んだ成果文書の作成を目指す。また、中東情勢の影響を受け、エネルギーや重要鉱物などのサプライチェーン(供給網)での連携も議題となる見通しだ。
二国間会談の調整
茂木外相は会合の合間を利用し、ルビオ米国務長官をはじめとする各国の閣僚との二国間会談も調整している。これにより、個別の課題についても意見交換を行う予定だ。
茂木外相は今回の訪問を通じて、クアッドの結束を強化し、地域の安全保障と経済協力をさらに進展させる方針を示すとみられる。中国の台頭に対抗するため、4カ国の連携をより一層深めることが期待されている。



