特別国会が召集、大幅に遅れる予算案審議に早期成立を目指す
衆院選を受けた第221特別国会が18日、召集されました。高市首相は午後の衆参両院の本会議で、第105代首相に選出される見通しです。首相は同日夜に第2次高市内閣を発足させ、全閣僚を再任する方針を固めています。政府は、衆院解散・総選挙の影響で審議入りが遅れている2026年度予算案の早期成立を最優先課題として掲げています。
高市首相の再任と連立政権の維持
高市内閣は18日午前の臨時閣議で総辞職しました。午後の衆院本会議では、首相指名選挙に先立ち、議長に自民党の森英介氏、副議長に中道改革連合の石井啓一氏を選出する手続きが行われます。
首相は、衆参両院の本会議で指名された後、日本維新の会の吉村代表(大阪府知事)と会談し、連立政権の維持を確認した上で、首相官邸に組閣本部を設置します。昨年10月の第1次内閣発足から時間が経過していないことや、政策の継続性を重視する観点から、全閣僚を続投させる方針です。維新からの閣僚起用は見送られる見込みです。
予算案審議の大幅な遅れと早期成立への取り組み
首相は、皇居での首相親任式、閣僚認証式を経て、首相官邸で記者会見を行い、同日夜に初閣議に臨む予定です。1月23日召集の通常国会冒頭で衆院が解散されたため、2026年度予算案の審議入りは例年に比べて大幅に遅れています。首相は記者会見で、早期成立に全力を挙げる考えを示すとみられています。
衆院選で歴史的大勝を収めたことを踏まえ、首相が掲げる「責任ある積極財政」の推進や憲法改正に向けた思いなども改めて説明される見通しです。
木原官房長官の記者会見での発言
木原官房長官は18日午前の記者会見で、「2026年度予算について一日でも早く成立させていただくよう、国会での審議に誠実に対応していきたい」と強調しました。この発言は、予算案審議の遅延に対する政府の焦りと、早期解決への強い意欲を反映しています。
特別国会の会期と今後のスケジュール
特別国会の会期は、7月17日までの150日間です。2月20日に首相の施政方針演説など政府4演説が行われます。2月24日から26日にかけて各党の代表質問が衆参両院で実施された後、2月27日にも衆院予算委員会で予算案が実質審議入りする見込みです。このスケジュールは、政府が予算案の早期成立を目指す中で、国会審議の迅速な進展が求められることを示しています。



