自民党新人の世古万美子氏が衆院比例で初当選 介護現場の改善に強い意欲
衆議院選挙の比例代表東海ブロックにおいて初当選を果たした自民党新人の世古万美子氏(51)が、2026年2月15日、三重県津市にある党県連事務所で記者会見を開きました。世古氏はこれまで自民党三重県連の職員として勤務してきた経歴を持ち、政治経験はありませんが、「覚悟と責任感を持ち、誠実に取り組みたい」と決意を新たに語りました。
緊張した面持ちで臨んだ会見 母親の介護経験が政策の原点に
記者会見に臨んだ世古氏は、やや緊張した表情を見せながらも、14日に当選証書を受け取った際の心境を振り返りました。「頑張らないといけないという気持ちが湧いてきた」と述べ、国会議員としての重責を実感している様子でした。特に力を入れる政策として、自身が母親を介護した経験に基づき、「過酷な環境で働く介護現場の職員の処遇を改善したい」と強く訴えました。この発言は、高齢化が進む社会において重要な課題に焦点を当てたものとして注目されます。
また、津市出身である世古氏は、地元三重県への愛着も示し、「三重は温暖で住みやすい地域であることを積極的に発信したい」と語りました。地域の魅力を国内外にアピールすることも、今後の活動の柱の一つとしています。
比例単独での立候補 自民党の女性議員増加方針が背景
世古氏は今回の選挙で比例単独で立候補し、自民党の比例名簿の38位に登載されていました。会見には党県連の中嶋年規幹事長も同席し、過去の衆院選でも県連職員を比例名簿に載せた実績があることを説明しました。世古氏自身も、2024年の前回衆院選で比例単独候補として出馬しており、今回が2度目の挑戦となりました。
中嶋幹事長は、今回の出馬について「党の方針として女性議員を増やしたいという意向があり、再び世古氏に打診した」と明かしました。さらに、「まじめで的確な仕事ぶりが頼もしかった。国会議員として頑張ってほしい。これから地域に顔を出すこともあると思うので、サポートしていきたい」と期待を込めて語り、地元での活動を後押しする姿勢を示しました。
世古氏の当選は、政治経験のない人物が党の組織内から登用されるケースの一例として、今後の政治活動の在り方にも影響を与える可能性があります。介護現場の改善と地域活性化を掲げる彼女の国会での活躍が、多くの関係者から期待されています。



