参院で立憲民主党の小沢系5人が造反 首相指名選挙で高市氏の過半数に1票届かず
立憲小沢系5人が造反 首相指名選挙で高市氏に1票届かず (18.02.2026)

首相指名選挙で参院が波乱 立憲民主党から小沢系5人が造反

2026年2月18日、国会で行われた首相指名選挙において、自民党の高市早苗総裁が首相に選出された。しかし、この選挙は参議院で予想外の展開を見せ、政治的な緊張が高まった。高市氏は衆議院では与党会派に加え、無所属の中村勇太氏と渡辺真太朗氏の支持を得て、投票総数464票のうち354票を獲得し、安定した支持を集めた。

参院での1回目投票で過半数に1票届かず

一方、少数与党の参議院では、1回目の投票で高市氏が与党会派の120人と無所属の斉藤健一郎氏、平山佐知子氏、望月良男氏の3人から計123票を獲得した。これは過半数の124票にわずか1票足りない結果となり、中道改革連合の小川淳也代表との決選投票に持ち込まれた。中道改革連合、立憲民主党、公明党の3党は事前に小川氏への投票を申し合わせていたが、立憲民主党内部で造反が発生した。

立憲民主党では、青木愛氏、木戸口英司氏、羽田次郎氏、森ゆうこ氏、横沢高徳氏の5人が党の水岡俊一代表ではなく、高市氏に投票した。この5人は、かつて落選した小沢一郎氏に近いメンバーとして知られており、党内の結束に亀裂が生じた形だ。決選投票では全員が小川氏に投票したものの、造反の影響は大きい。

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造反議員の主張と今後の戦略

造反した青木愛氏は記者団に対し、「今後の戦略を考える上で、今はフリーハンドの立場を維持することが大事だ」と語った。この発言は、立憲民主党が公明党との合流に慎重論がある中で、独自の道を模索する姿勢を示している。衆議院では中道改革連合が結成されたが、参議院での造反は野党連合の脆弱さを露呈させた。

決選投票では、高市氏が日本保守党の2票も獲得し、計125票で過半数に達した。一方、小川氏は65票を獲得したが、無効票48票と白票8票もあり、投票の混乱が窺える。この結果、高市氏は首相に正式に指名され、中道改革連合にあいさつに訪れ、小川代表とポーズをとる場面もあった。

首相指名選挙の詳細な結果

選挙結果をまとめると、以下の通りである。

  • 衆議院: 自民党・高市早苗354票、中道改革連合・小川淳也50票、国民民主・玉木雄一郎28票、参政・神谷宗幣15票、みらい・安野貴博11票、共産・田村智子4票、れいわ・奥田芙美代1票、無所属・河村たかし1票
  • 参議院1回目投票: 高市早苗123票、小川淳也58票、玉木雄一郎25票、神谷宗幣15票、田村智子7票、奥田芙美代5票、立憲民主党・水岡俊一5票、日本保守・百田尚樹2票、社民・福島瑞穂2票、無所属・伊波洋一2票、安野貴博1票、白票1票
  • 参議院決選投票: 高市早苗125票、小川淳也65票、無効票48票、白票8票

この選挙は、高市政権下での国会運営や野党の役割に影響を与える可能性があり、今後の政治動向が注目される。造反した立憲民主党議員の動向や、中道改革連合との関係が焦点となるだろう。

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