県境を越えたごみ処理施設建設へ 大分県中津市と福岡県上毛町が環境事務組合を設立
県境越えごみ処理施設建設 中津市と上毛町が組合設立

県境を越えたごみ処理施設の共同建設へ 中津市と上毛町が環境事務組合を設立

大分県中津市と福岡県上毛町は、4月1日、県境を越えて広域で協力し、ごみ処理施設を共同で建設・管理運営するための中津上毛環境事務組合を設立しました。この取り組みは、老朽化が進む既存施設に代わる新たなごみ処理施設を整備し、2034年度の稼働を目指すことを目標としています。

老朽化施設の課題解決へ向けた広域連携の模索

両市町は、中津市蛎瀬にある市クリーンプラザなど、現在使用しているごみ処理施設が老朽化し、更新が必要な状況に直面していました。これまで、同じ課題を抱える複数の自治体で連携を検討してきましたが、最終的に県境をまたいだ中津市と上毛町の2市町で新施設を整備する方針が決定されました。新施設の候補地としては、同プラザの敷地内が挙げられており、地元住民との協議が進められています。

組合設立式典での首長の決意表明

中津市役所で開催された組合の臨時議会では、管理者に就任した奥塚正典・中津市長が「相互協力し、共通の課題を解決していく。安心で安全なごみ処理体制の提供を実現する」とあいさつしました。また、副管理者の坪根秀介・上毛町長は「今日を迎えられ、大変うれしい。すばらしい地域になるように尽力したい」と述べ、連携への期待を表明しました。

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他自治体の参加検討と今後の方針

上毛町は現在、隣接する福岡県の豊前市と吉富町と共同でごみ処理施設(豊前市)を運営しています。中津市と上毛町の取り組みについては、豊前市と吉富町も参加を検討していましたが、費用面などを考慮した結果、昨年10月に不参加を決定しました。両市町は今後、他自治体へのごみ処理の委託など、さらなる連携の可能性を探る方針です。

この広域連携は、環境問題への対応と効率的な行政運営を目指すもので、九州地域における自治体間協力の新たなモデルとして注目されています。

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