日田市議会議員定数見直し、自治会連合会の「22→16」陳情は不採択に
日田市議会議員定数、自治会連合会の削減陳情は不採択

日田市議会、自治会連合会の議員定数削減陳情を不採択に

大分県日田市議会の三苫誠議長は3月23日、同市自治会連合会が提出した議員定数削減に関する陳情について、議員定数等調査特別委員会の審査結果を連合会に伝えました。陳情は現行の22議席から16議席への大幅削減を求める内容でしたが、委員会はこれを「不採択」としました。

多様性確保の観点から慎重な判断

委員会では、定数を16に削減した場合の影響について以下のような懸念が示されました。

  • 市民の多様な声を議会に届ける機能が低下する可能性
  • 当選ラインが上昇することで新人・女性・若年層の立候補が困難になり、議会の多様性が失われる恐れ

これらの意見を踏まえ、委員会はより慎重な対応を選択したとみられます。

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2議席削減の見直し案を定例会に上程へ

三苫議長は、自治会連合会への説明の中で、委員会が作成した見直し案についても明らかにしました。この案では、現行の22議席から2議席を削減した20議席とする内容が盛り込まれており、現在開会中の定例会に上程する方針を示しています。

来年春に実施が予定されている日田市議会議員選挙を前に、議会の規模をどのように設定するかが重要な課題となっています。委員会の判断は、急激な削減よりも段階的な見直しを重視したものと解釈できます。

商工会議所も定数削減を提言

日田市の議員定数を巡っては、日田商工会議所も独自の提言を行っています。同所は議席数を15に削減することに加え、「人口連動条項」の制度化を盛り込んだ提言書を市議会に提出しています。人口連動条項は、人口変動に応じて議席数を自動的に調整する仕組みを指しており、より長期的な視点に立った制度改革を求める内容となっています。

市議会では、自治会連合会と商工会議所の双方からの提言を踏まえつつ、市民の代表機関としての機能を維持しながら、適正な議会規模を模索する議論が続く見通しです。特に、多様な意見を反映できる議会構成と、行政効率のバランスが今後の焦点となりそうです。

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