輪島市長選、現職の坂口茂氏が無投票で再選を決める
石川県輪島市長選が2026年3月1日に告示され、現職の坂口茂氏(69)以外に立候補者がいなかったため、無投票での再選が確定しました。告示日の午後、市役所で行われた場面では、坂口氏が花束を受け取る姿が確認されています。
能登半島地震の復興を最優先に掲げる
2024年元日に発生した能登半島地震による甚大な被害を踏まえ、選挙事務所では当選を祝う万歳三唱は見送られました。代わりに、関係者らが「がんばろう」と三回声を合わせ、一丸となって復興に取り組む姿勢を示しました。
坂口氏は再選後の決意表明で、「震災からの復興は緒についたばかりです。特に3年目は、目に見えた復興が進む極めて重要な年となります。震災前よりもさらに豊かで、魅力的で、安心して暮らせる輪島市を、市民の皆さまと共に作り上げて参りたい」と力強く語りました。
幅広い支持基盤を背景に立候補
坂口氏は昨年12月に立候補の意向を表明しており、今年1月には自民党輪島支部や市区長会長会をはじめ、輪島建設協同組合、市商店街連合会、輪島市朝市組合、県漁協輪島支所など10の経済団体で構成される協議会から推薦を受けていました。このように、地域の多様なセクターからの支持を集めていたことが、無投票再選の背景にあります。
今回の選挙は、大規模災害からの復興という重大な局面において、市政の継続性と安定性を求める有権者の意向が反映された形となりました。坂口氏の新たな任期では、住宅再建やインフラ整備、地域経済の活性化など、復興に向けた具体的な施策の実行が期待されています。



