豪雨で傾いた川島大橋、復旧工事が本格化 岐阜・各務原で市長が視察
2021年5月の豪雨により橋脚が傾き、通行止めとなっていた木曽川の川島大橋(岐阜県各務原市川島笠田町―川島松原町)で、橋桁の架設作業が開始されました。各務原市の浅野健司市長が26日、現場を視察し、復旧事業の進捗状況を確認しました。
国が権限代行で難工事を担当
全長343.5メートルの川島大橋は、豪雨の影響で橋脚1本が傾いたため、2021年5月から通行止めとなっています。復旧事業は同年9月から始まり、難工事であることから、地方自治体に代わって国が「権限代行」として工事を担当しています。
これまでの経緯として、2022年8月には橋の下流約300メートル地点に歩行者用の仮橋が開通し、市民らが利用を続けています。現在は、橋桁の架設が進められており、今年8月までにこの工程を完了させる計画です。
工事の詳細と今後のスケジュール
橋桁の架設後は、床版の設置などを行い、最終的な完成を目指します。完成時には、片側1車線の車道と歩道が整備される予定です。これにより、地域の交通網が大幅に改善される見込みです。
視察では、国土交通省岐阜国道事務所の担当者が、浅野市長に工事の状況や工程について詳細な説明を行いました。浅野市長は視察後、「復旧事業が目に見える形になってきたので、地元の皆さんも安心して待ってもらえると思う」と述べ、地域住民への配慮を示しました。
安全第一で早期完成を目指す
同事務所の宮本久仁彦事務所長は、「安全第一を徹底し、一日でも早い完成に向けて頑張りたい」と語り、工事関係者の決意を表明しました。復旧事業は、地域のインフラ整備と防災強化の観点から、重要なプロジェクトとして位置づけられています。
川島大橋の復旧は、豪雨被害からの再生を象徴する事例として、注目を集めています。工事の進捗に合わせ、今後も地元住民への情報提供が継続される見通しです。
