アイスランド、EU加盟交渉再開の是非を問う国民投票を8月29日に実施へ
アイスランド政府は6日、欧州連合(EU)加盟交渉の再開に関する国民投票を8月29日に行うことを明らかにしました。この決定は、ロイター通信が報じたもので、安全保障環境の変化を背景に、同国でEU加盟を望む声が高まっていることを反映しています。
長年の加盟申請と撤回の経緯
アイスランドは2009年にEU加盟を申請しましたが、2015年に撤回を表明していました。今回の国民投票は、この撤回以来、初めて正式に加盟交渉の再開を検討する機会となります。フロスタドッティル首相は、ポーランド・ワルシャワでの会合などで、国際的な連携の重要性を強調してきました。
安全保障環境の変化が背景に
ロシアによるウクライナ侵攻など、近年の国際情勢の不安定さが、アイスランドのEU加盟への関心を再燃させています。同国は地理的に北極圏に位置し、安全保障上の懸念から、EUの集団防衛枠組みへの参加を求める声が強まっています。
世論調査では賛成派が優勢
アイスランド国営放送によると、最近実施された世論調査では、EU加盟交渉の再開に賛成する意見が57%を占め、反対は約30%でした。この結果は、国民の間で加盟への支持が根強いことを示しており、投票結果が注目されます。
- 国民投票日:2026年8月29日
- 投票内容:EU加盟交渉の再開の是非
- 背景:安全保障環境の変化と加盟支持の高まり
今回の国民投票は、アイスランドの将来の国際的な立場を決定づける重要な一歩となるでしょう。結果次第では、EU加盟への道が再開され、欧州の政治・経済統合に新たな動きが生まれる可能性があります。



