ドイツ州議会選でAfDが躍進、西部への勢力拡大が顕著に 反移民政党が支持を拡大
ドイツ州議会選でAfD躍進、西部への勢力拡大が顕著

ドイツ州議会選でAfDが躍進、西部への勢力拡大が顕著に

ドイツ西部のラインラント・プファルツ州議会選が22日に実施され、反移民を掲げる右派政党「ドイツのための選択肢(AfD)」が得票率20.0%を記録し、前回選挙から2倍以上の躍進を遂げました。この結果は、公共放送ARDの得票率予測に基づいており、AfDの勢力が旧東ドイツ地域だけでなく、西部へも着実に拡大していることを示しています。

西部での支持拡大が顕著に

AfDはこれまで、旧東ドイツ地域を主な地盤としてきましたが、最近の選挙では西部での存在感を強めています。例えば、8日に実施されたバーデン・ビュルテンベルク州議会選でも、得票率をほぼ倍増させており、西側での勢力拡大が顕著となっています。この傾向は、2015年の欧州難民危機を契機に支持を伸ばし、2017年に国政に初進出したAfDが、さらに基盤を固めつつあることを裏付けています。

主要政党の動向と連立交渉

今回の選挙では、メルツ首相が率いる保守政党のキリスト教民主同盟(CDU)が得票率30.5%で首位に立ち、中道左派の社会民主党(SPD)が26.7%で2位となりました。AfDは3位に位置し、緑の党が7.9%で続いています。各政党はAfDとの協力を避ける方針を明確にしており、CDUとSPDが連立政権の樹立を目指して交渉を進めると見られています。

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AfDの政治的躍進の背景

AfDは近年、急速に勢力を拡大しており、2024年には東部テューリンゲン州で州議会レベルで初めて第1党に躍進しました。さらに、2025年の総選挙では第2党となり、連邦議会(下院)の最大野党としての地位を確立しています。このような躍進は、移民問題や社会不安に対する有権者の関心の高まりを反映しており、ドイツの政治地図に大きな変化をもたらしています。

今回の選挙結果は、AfDが単に一時的な支持を得ているだけでなく、持続的な政治的影響力を築きつつあることを示唆しています。今後の連立交渉や政策形成において、AfDの動向が注目されるでしょう。

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