小惑星アポフィスに備え日欧が連携、H3ロケットで探査機打ち上げへ
小惑星アポフィスに備え日欧連携、H3で探査機打ち上げ

小惑星アポフィスが2029年に地球へ接近するのを前に、日本と欧州が「地球防衛」で連携を深めている。欧州宇宙機関(ESA)が2028年に計画する探査機ラムセスについて、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は8日、基幹ロケット「H3」で打ち上げると発表した。

アポフィスの接近とリスク評価

アポフィスは地球近くを回る小惑星で、発見当初は衝突の可能性が懸念された。しかし、最新の解析では少なくとも今後100年以上、地球に衝突する危険はないとされている。2029年4月13日には、地球表面からわずか約3万2千キロの距離を通過する予定で、これは静止衛星の高度よりも内側にあたる。

探査機ラムセスの役割

探査機ラムセスは、2028年に打ち上げられ、2029年の接近前後でアポフィスの形状や回転、表面が地球の重力によってどのように変化するかを観測する。このデータは、将来もし別の小惑星が脅威となった場合に、その性質を把握し、対策を検討するための重要な材料となる。

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日欧の協力体制

JAXAはこの計画で、探査機の打ち上げを担当する。ESAが主導するラムセス計画に、日本がH3ロケットを提供することで、両機関の連携が強化される。これは、地球防衛における国際協力の新たな一歩と位置づけられる。

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