米共和党重鎮がサウジアラビアに対イラン軍事作戦への参戦を要求
米与党共和党の重鎮であるリンゼイ・グラム上院議員が、対イラン軍事作戦への参加をサウジアラビアに要求し、強い警告を発した。グラム氏は2026年3月9日、X(旧ツイッター)を通じて、サウジアラビアに対して「今、軍隊を使う意思がないのなら、いつ使うのか」と問いかけ、緊迫した状況を強調した。
グラム氏の警告と背景
グラム氏は、「状況がすぐに変わることを願っている。さもなければ相応の結果が待っている」と述べ、サウジアラビアの迅速な行動を促した。この発言は、ワシントンで記者団に話した際の内容を反映しており、グラム氏がトランプ前大統領と近い関係にあることも注目されている。
軍事作戦の目的は、「地域を脅かすテロリスト的なイラン政権の排除」であり、米国とサウジアラビアの相互利益になると指摘。しかし、グラム氏は米国が多額の費用を負担している一方で、サウジアラビアが声明発表や水面下の行動に留まり、「多少役に立っている」程度だと批判した。
湾岸協力会議加盟国への波及
グラム氏は、サウジアラビアだけでなく、他の湾岸協力会議(GCC)加盟国にもさらなる関与を求めた。これにより、中東地域全体の安全保障への取り組みが強化される可能性があるが、国際的な緊張が高まる懸念も生じている。
この要求は、イランをめぐる米国の外交政策の一環として位置づけられており、共和党内の強硬派の声を反映している。グラム氏の発言は、中東情勢の不安定さを浮き彫りにし、今後の展開が注目される。



