現場からAI新入社員が接客勤務を始めた。大阪府箕面市にある「ABCハウジング ウェルビーみのお」のショールームに、大型モニターが設置され、そこに映るAIアバターの新入社員「美楽(みら)ニーナ」さんが笑顔で来場者を出迎える。住宅設備機器のインターネット販売を手がけるミラタップ(本社・大阪市北区)が2026年4月、AI接客を導入するためにニーナさんを採用した。人手不足を補うのが目的だという。
記者が実際にニーナさんに接客を体験した。おすすめの洗面台があるか尋ねると、モニターの「質問する」ボタンをタップ。ニーナさんは「少々お待ちください」と応じ、四つの商品を紹介した。さらに、一番人気の商品を聞くと、「高級感のある仕上がりが評価されています。ご覧になりますか」と理由まで説明してくれた。
ニーナさんは入社前の約半年間、商品情報を学習し、接客の研修に取り組んだという。4月1日の入社式にも出席し、同期は8人の新入社員と共にスタートを切った。今後もAIの活用を拡大し、さらなる業務効率化を目指すとしている。



