平壌国際マラソンが突如中止 詳細な理由は不明のまま
中国などで北朝鮮観光を専門に扱う旅行会社「高麗ツアーズ」は3月9日、北朝鮮の首都平壌で4月5日に予定されていた国際マラソン大会の中止が決定したと明らかにしました。同社は北朝鮮側から最終決定として通知を受けたものの、大会中止の詳しい理由については現時点で不明であると説明しています。
参加費は全額返金へ 海外ランナーの反応は様々
高麗ツアーズによれば、既に支払われた参加費については同社が責任を持って返金する方針です。この大会は新型コロナウイルスの流行による中断を経て、昨年4月に約6年ぶりに開催されました。今回も世界各国から多くのランナーが訪朝を計画しており、海外の参加予定者からは「渡航前に中止が決まって良かった」という安堵の声も上がっています。
一部の国からの参加は当初から認められていなかったことも判明しています。高麗ツアーズの発表では、日本やアメリカ、韓国などの特定の国々については、今回の大会への参加が許可されていなかったと伝えられています。
国際スポーツ交流の不透明な状況
平壌国際マラソンは北朝鮮が主催する数少ない国際的なスポーツイベントの一つとして知られてきました。昨年の再開時には、平壌の街を走るランナーの姿が共同通信によって報じられています。しかし、今回の突然の中止決定は、北朝鮮における国際交流の不透明な状況を浮き彫りにする形となりました。
関係者によれば、大会中止の背景には何らかの政治的な配慮や内部事情が影響している可能性も指摘されていますが、現時点では具体的な情報は一切明らかにされていません。北朝鮮側からの正式な説明が待たれる状況が続いています。



