英前駐米大使を逮捕 エプスタイン氏への機密情報漏えい疑惑で
英前駐米大使逮捕 エプスタイン氏に機密漏えいか

英前駐米大使を逮捕 エプスタイン氏への機密情報漏えい疑惑で

ロンドン共同 ロンドン警視庁は23日、公務上の不正行為をした疑いで英国のマンデルソン前駐米大使(72)を逮捕した。少女らの性的人身売買罪で起訴され、自殺した米富豪エプスタイン氏に英政府の機密情報を漏えいした疑いが浮上していた。

労働党重鎮の逮捕とエプスタイン氏との関係

マンデルソン容疑者は労働党の重鎮として知られていた。エプスタイン氏への情報漏えいを巡っては、チャールズ英国王の弟のアンドルー元王子(66)が19日に逮捕されたばかりであり、今回の逮捕は連鎖的な捜査の進展を示している。

マンデルソン容疑者は昨年2月に駐米大使に就任したが、エプスタイン氏との親密な関係が問題視されて同9月にスターマー首相に解任された。終身の上院議員でもあったが、情報漏えい疑惑を受けて今月4日付で引退していた。

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リーマン・ショック関連の情報漏えい疑惑

米司法省が今年1月末に開示したエプスタイン氏関連資料によると、マンデルソン容疑者はビジネス相だった2009~10年ごろ、エプスタイン氏側に08年の世界的金融危機「リーマン・ショック」に絡む政府や金融市場の情報などを提供したとされる。

この情報漏えいは、以下のような機密を含んでいた可能性がある:

  • 英国政府の金融危機対応策の詳細
  • 市場安定化に向けた内部協議の内容
  • 国際的な経済協調に関する非公開データ

捜査当局は、エプスタイン氏がこれらの情報を不正に利用した疑いも含めて、徹底的な調査を進めている。マンデルソン容疑者の逮捕は、英国政界に大きな衝撃を与えており、さらなる関係者の関与が明らかになる可能性もある。

この事件は、国際的なスキャンダルとして注目を集めており、英国の外交セキュリティや政府内部の情報管理の在り方にも疑問を投げかけている。今後の司法手続きや政治的な影響が注視される。

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