ウクライナ侵攻4年、民間人死者1万5千人超 国連報告で深刻な実態明らかに
ウクライナ侵攻4年、民間人死者1万5千人超 国連報告 (23.02.2026)

ウクライナ侵攻4年、民間人犠牲が拡大 国連報告で1万5千人超の死者確認

ロシアによるウクライナ侵攻が開始から、24日で4年を迎える。戦闘の長期化に伴い、民間人犠牲者の増加に歯止めがかからない状況が続いている。国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)が発表した最新の統計によると、これまでに確認された民間人死者は少なくとも1万5172人に上った。和平交渉の妥結見通しは立たず、戦闘が継続すれば被害のさらなる拡大は避けられない見込みだ。

累計死傷者数が前年比で大幅増加 無人機・長距離ミサイル攻撃が要因

OHCHRの詳細な集計では、民間人の負傷者数も4万1378人に達している。特に2025年以降、ロシア軍は無人機や長距離ミサイルを使用した攻撃を強化しており、地雷や不発弾の爆発による犠牲も後を絶たない。累計の死傷者数は、2023年と比較して70%増加、2024年と比べても31%増加という深刻な数値となっている。

エネルギー施設への集中攻撃で停電慢性化 市民生活に深刻な影響

厳しい冬の季節の中、エネルギー施設への集中攻撃により停電が慢性化し、市民生活への負担が増大している。低体温症による死者も報告されており、OHCHRによれば、ウクライナは侵攻開始前の発電能力の半分以上を失ったと推定される。各国から発電機の供与が相次いでいるものの、電力不足解消のめどは立っていない状況だ。

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ゼレンスキー大統領が防空の重要性を強調 市民保護が最優先課題に

ウクライナのゼレンスキー大統領は、19日に共同通信との単独会見で、市民保護のためには「防空が最重要課題だ」と強く訴えた。戦闘の長期化と被害の拡大を受け、国際社会からの支援強化が求められている。

侵攻開始から4年が経過した今も、和平への道筋は見えず、ウクライナ国内では避難民の心のケアやシェルター整備など、人道支援が急務となっている。各国の対応や外交努力が注目される中、民間人犠牲のさらなる増加を防ぐための対策が緊急に必要とされている。

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