ロシア国防省は19日、戦略ミサイル部隊や海軍の北方艦隊、太平洋艦隊などが参加する大規模な核戦力演習を19日から21日までの日程で実施すると発表した。この演習では、ロシア国内において弾道ミサイルや巡航ミサイルの発射訓練が行われる予定である。
ベラルーシとの共同訓練も実施
ロシア国防省の発表によれば、今回の演習にはベラルーシに実戦配備されている核兵器の運用に関する共同訓練も含まれている。ロシアのプーチン大統領は2023年、欧米諸国によるウクライナへの軍事支援に対抗する措置として、ベラルーシに戦術核兵器を配備していた。
動員規模は6万4千人以上
今回の演習には、6万4千人以上の兵士と7,800以上の軍事装備が動員される。具体的には、200基以上のミサイル発射装置や戦略原子力潜水艦などが参加する見込みである。これにより、ロシアの核戦力の即応性と実戦能力を強化する狙いがあるとみられる。
ロシアによるウクライナ侵攻が長期化する中、今回の核戦力演習は国際社会に対する強いメッセージとなる可能性がある。特に、ベラルーシとの連携強化は、NATO諸国への牽制を意図しているとの分析もある。



