IAEAがイラン核施設の損傷を確認、米イスラエル攻撃の可能性浮上も放射線上昇なし
イラン核施設に損傷、IAEA確認 放射線上昇なし (03.03.2026)

イラン核施設入り口に損傷確認、IAEAが衛星画像で分析

国際原子力機関(IAEA)は3月3日、イラン中部ナタンズにある核施設の入り口建物において、「最近生じた損傷」を衛星画像の詳細な分析を通じて確認したことを明らかにしました。この損傷は、2月28日に開始された米国とイスラエルによる攻撃の標的となった可能性が指摘されていますが、現時点では放射線レベルの上昇は一切検出されていません

攻撃の可能性と関係者の見解

イランのナジャフィIAEA担当大使は今月2日、記者団に対して、ナタンズの核施設が3月1日に攻撃を受けたと具体的に述べています。これに対し、IAEAのグロッシ事務局長は攻撃があった可能性を完全には否定しなかったものの、昨年6月に米イスラエルが同施設を攻撃した際のような「重大なものではない」との見解を示しました。この発言は、損傷の規模が限定的であることを暗示しています。

米シンクタンクの分析と過去の攻撃

米国のシンクタンクである科学国際安全保障研究所は、今月2日に発表した衛星画像分析に基づき、ナタンズの核施設に対して2回の攻撃があったとの分析結果を公表しました。同研究所によれば、地下施設への入り口付近に位置する三つの建物が破壊されたとされています。ナタンズには大規模なウラン濃縮施設が存在し、米軍は昨年6月、大型の特殊貫通弾(通称バンカーバスター)を使用して地下施設を空爆した実績があります。この過去の攻撃と比較すると、今回の損傷はより小規模である可能性が高いです。

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全体として、IAEAの監視活動は継続中であり、地域の安全保障情勢に影響を与える事態として注目が集まっています。関係各国の動向や今後の調査結果が待たれる状況です。

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