金正恩氏の娘が後継者として内定段階に…韓国情報機関が国会で報告
韓国の情報機関である国家情報院(国情院)は、2026年2月12日に開催された国会報告において、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記の娘について、「後継者として内定段階に入った」との見方を正式に示しました。この報告は、北朝鮮の権力継承に関する重要な情報として、国際的な注目を集めています。
後継者内定の具体的な根拠とされる行動
出席した国会議員によれば、国情院は「ジュエ」氏とされる金正恩氏の娘が、以下のような行動を通じて存在感を高めていることを後継者内定の根拠として挙げています。
- 金正恩氏とともに軍の関連行事に頻繁に参加し、公式の場で姿を見せていること。
- 正恩氏の視察に同行した際、一部の施策について直接意見を述べる場面が確認されたこと。
- 2026年1月に、金日成主席と金正日総書記の遺体が安置されている平壌市内の錦繍山太陽宮殿を参拝した際、娘が初めて同行したこと。これは、後継者としての地位が強まったと見られる重要な出来事です。
これらの行動は、北朝鮮の指導部が娘を次期指導者として準備している可能性を示唆しており、国情院は「今月末に開催予定の党大会での娘の動向を注視する」と述べています。
党大会と軍事パレードに向けた準備の進展
さらに、国情院は平壌で行われる党大会に合わせて、軍事パレードに向けた準備が進んでいることも指摘しました。このパレードは、北朝鮮の軍事力を誇示する重要なイベントであり、金正恩氏が党大会で「米国に向けたメッセージを発信する可能性もある」としています。これにより、国際社会は北朝鮮の今後の外交・軍事方針に強い関心を寄せています。
今回の報告は、北朝鮮の権力構造の変化を理解する上で極めて重要な情報です。国情院の見解が正しければ、金正恩氏の娘が将来的に北朝鮮の指導者として登場する可能性が高まっており、今後の動向が世界の安全保障にも影響を及ぼすことが予想されます。特に、党大会での娘の役割や発言は、北朝鮮の内部事情を探る手がかりとして、各国の情報機関が注視しています。



