全国有数の酷暑地として知られる埼玉県熊谷市で14日、夏の風物詩である「大温度計」が中心街の老舗百貨店「八木橋」に設置された。今年は気象庁が新たに40度以上の日を「酷暑日」と定義したことを受け、温度計の40度の目盛り横に赤色で「酷暑日」の表示が追加され、記録的な暑さへの警戒を呼びかけている。
大温度計の概要と設置の経緯
大温度計は高さ4メートル、幅65センチの大型模型で、温度表示部分が可動式となっている。熊谷地方気象台が発表する午前11時と午後2時の気温を、9月ごろまで表示する予定だ。同店は2007年から毎年この温度計を設置しており、地元住民や観光客に親しまれている。
過去の記録と今年の見通し
熊谷市では2018年に当時の国内最高気温である41.1度を記録。しかし昨夏、群馬県伊勢崎市で41.8度が観測され、日本一の記録が更新された。今年も厳しい暑さが予想され、40度を超える「酷暑日」が発生するか注目される。
なお、八木橋百貨店は以前使用していた別の大温度計を、8月ごろから県内の丸広百貨店(川越市)と矢尾百貨店(秩父市)に順番で貸し出す予定だという。



