サウジ基地にミサイル着弾 米兵10人が負傷、イラン発射と報道
米紙ウォールストリート・ジャーナル電子版は28日、サウジアラビアのプリンス・スルタン空軍基地に27日、イランが発射したミサイルが着弾し、米兵10人が負傷したと報じた。 うち2人は重傷とみられ、攻撃には無人機も使用された。複数の米軍空中給油機が破損する被害が出ている。
攻撃の詳細と被害状況
負傷した米兵は攻撃時、基地の建物内にいたという。米アラブ当局者らの話として、この攻撃は米イスラエルによるイラン攻撃開始後、同基地にミサイルが着弾した少なくとも2度目の事例とされている。
具体的な被害としては以下の点が確認されている。
- 米兵10人が負傷、うち2人が重傷の可能性
- 複数の米軍空中給油機が破損
- 攻撃にはミサイルに加えて無人機も使用
イラン側の主張と反撃報道
一方、イランの国営通信によると、西部ケルマンシャー州で27日、米イスラエルによる攻撃があり、子ども2人を含む市民13人が死亡したと報じている。 この報復的な攻撃は、地域の緊張がさらに高まっていることを示している。
国際的な安全保障専門家は、この一連の攻撃が中東地域全体の軍事的緊張を著しく悪化させる可能性があると指摘している。特に、米軍基地への直接攻撃は、従来の代理戦争の枠組みを超える危険な兆候として警戒されている。
地域情勢への影響
プリンス・スルタン空軍基地はサウジアラビアにおける米軍の重要な拠点であり、この攻撃は同盟国間の安全保障協力に重大な影響を与える可能性がある。米国防総省は現時点で正式なコメントを控えているが、今後の対応が注目される。
この事件は、中東地域における大国間の対立が新たな段階に入ったことを示す事例として、国際社会から厳しい監視の目が向けられている。地域の安定に向けた外交的努力が急務となっている状況だ。



