国連総長、NPT決裂に「落胆」 核リスク低減へ協力呼びかけ
国連総長、NPT決裂に落胆 核リスク低減呼びかけ

国連のグテレス事務総長は22日、報道官を通じた声明を発表し、核拡散防止条約(NPT)再検討会議が成果文書を採択できずに決裂したことについて「落胆」の意を表明した。同氏は、世界をより安全にする貴重な機会を逃したと指摘し、各国に対し対話、外交、交渉のあらゆる手段を最大限活用して緊張緩和や核リスクの低減に尽力するよう強く呼びかけた。

声明の中でグテレス氏は「核兵器のない世界の実現は、依然として国連の軍縮における最優先課題である」と強調した。その上で、自身も核廃絶に向けた取り組みを継続する強い意志を示した。また、NPTが核軍縮・不拡散体制の礎石であり、原子力エネルギーの平和利用を推進する上で不可欠な要素であると改めて指摘した。

今回のNPT再検討会議は、核兵器国と非核兵器国の間で意見の隔たりが大きく、最終的に合意に至らなかった。グテレス氏は、この結果を受け、国際社会が団結して核の脅威に立ち向かう必要性を訴えた。同氏は、核兵器の使用リスクが冷戦後で最も高い水準にあるとの認識を示し、すべての国が責任ある行動を取るよう求めた。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

国連は今後も、軍縮・不拡散の枠組み強化に向けた取り組みを継続し、核兵器のない世界の実現に向けて尽力する方針だ。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ