ウクライナで連続爆発、ロシア情報機関関与のテロ事件か
ウクライナの国家警察は、西部リビウと南部ミコライウで発生した連続爆発事件について、ロシアの情報機関が指示したテロ事件の可能性があると発表しました。事件では警察官1人が死亡し、32人が負傷する被害が出ています。
リビウでの爆発事件の詳細
発表によると、リビウでは2月22日未明、複数の爆発が発生しました。警察は店舗への不審者侵入通報を受けて現場に到着した際に爆発が起き、別の警官隊が駆けつけるとさらに爆発があったと説明しています。路上のゴミ箱には手製の爆発物が仕掛けられていたことが確認されました。この事件で警察官1人が死亡し、25人が負傷しました。
ミコライウとドニプロでの事件
2月23日には南部ミコライウで爆発があり、警察官7人が負傷しました。約2時間後には東部ドニプロの警察関連施設でも爆発が発生しましたが、こちらはけが人はいませんでした。国家警察は、これらの事件が警察官を狙った連続テロの可能性もあるとみて、捜査を進めています。
容疑者の拘束と捜査の進展
警察は爆発に関与したとして、西部リウネ州に住む33歳の女性1人を拘束しました。捜査当局は、この女性がロシアの情報機関から指示を受けて行動したと疑っており、テロ事件として詳細な調査を実施中です。
警察幹部の見解
国家警察の幹部はソーシャルメディアを通じて、警察官が相次いで死傷したことについて、「偶然の一致ではない」と強調しました。さらに、「国内情勢を不安定化させる企てだ」と指摘し、事件の背景に組織的な意図がある可能性を示唆しています。
ウクライナではロシアの侵略以降、治安情勢が緊迫しており、今回の事件は国内の安全保障に新たな懸念を投げかけています。国家警察は引き続き警戒を強化し、関連する捜査を進めるとしています。



