欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長は12日、子どもによる交流サイト(SNS)の利用について、最低年齢の導入を検討する考えを表明した。同委員長は「最低年齢の議論はもはや無視できない」と述べ、規制導入に強い意欲を示した。この取り組みは、インターネット依存やいじめから子どもを保護することを目的としている。
専門家を交えた検討と立法化のスケジュール
EUは現在、専門家を交えて具体的な規制内容を検討しており、その結果次第では、今夏にも立法措置に向けた手続きを開始する意向だ。フォンデアライエン氏は、幼少期から思春期初期は人格形成の重要な時期であると指摘し、「子どもたちが精神的な耐性を養うための時間をもっと与えるべきだ」と強調した。
世界で広がる子どものSNS利用禁止の動き
SNSを巡っては、世界で子どもの利用を制限する動きが広がっている。各国で子どものメンタルヘルスへの影響が懸念される中、EUもこうした流れに追随する形で規制強化を模索している。今回のEUの動きは、今後のグローバルな規制の枠組みにも影響を与える可能性がある。
フォンデアライエン氏は、SNSが子どもに与える影響について、特に精神的な耐性の発達を阻害するリスクを指摘。彼女は「子どもたちが健全な発達を遂げるためには、SNSから離れる時間が必要だ」と述べ、規制の必要性を訴えた。



