イラン最高指導者、米国とイスラエルの体制転換呼びかけを「全くの見込み違い」と厳しく批判
イラン国営テレビは20日、イランの新年に合わせて最高指導者モジタバ・ハメネイ師の声明を読み上げる形で報じました。この声明は、中東の衛星テレビ局アル・ジャジーラなどでも伝えられ、国際的な注目を集めています。
体制転換への呼びかけを強く非難
モジタバ師は、米国とイスラエルがイランを攻撃し、体制転換を目指して民衆蜂起を呼びかけたことについて、「全くの見込み違いだ」と述べました。この発言は、両国によるイランへの圧力が増大する中、指導者の強い反発を示すものです。
さらに、モジタバ師は、最高指導者や軍幹部を殺害すればイランを支配できるという「妄想」から戦争が始まったとも語り、外部勢力による介入を厳しく批判しました。この声明は、イランの国内統治に対する自信と、国際的な孤立を恐れない姿勢を浮き彫りにしています。
中東情勢の緊迫化を背景に
イランでは、市場にモジタバ・ハメネイ師の顔写真が掲示され、買い物客が行き交う日常風景が続いていますが、国際的な緊張は高まっています。この声明は、以下のような背景を反映しています:
- 米国とイスラエルによるイランへの制裁や軍事圧力の強化
- 中東地域における覇権争いの激化
- イラン国内の政治的な結束を固める必要性
モジタバ師の言葉は、イランが外部からの干渉を断固として拒否する意志を明確に示し、今後の外交交渉や地域情勢に影響を与える可能性が高いです。



