トランプ大統領が核阻止を最優先 原油価格動向よりも重要と強調
米国のトランプ大統領は12日、自身のソーシャルメディアを通じて、イランの核兵器保有阻止が原油価格の動向よりも重要であるとの見解を明確に示しました。トランプ氏は「より関心があり、重要なのは、イランが核兵器を手に入れ、中東や世界を破壊するのを阻止することだ」と述べ、攻撃継続の必要性を強く主張しました。
この発言は、一部で早期終結が期待される中、戦闘の長期化も辞さない姿勢を浮き彫りにしています。さらに13日には、トランプ氏がイランを「狂ったクズども」と呼び、「今日何が起きるか見てみろ」と挑発的な投稿を行い、緊張を一層高めました。
イラン新指導者モジタバ師の生存確認 ホルムズ海峡封鎖を継続
米国のヘグセス国防長官は13日の記者会見で、イランの新たな最高指導者モジタバ・ハメネイ師について、「負傷し、おそらく容姿も損なわれているが、生きている可能性が高い」と語りました。モジタバ師は12日に国営テレビを通じて初めて声明を発表し、ホルムズ海峡の封鎖を継続する方針を明確に表明しています。
イランのタスニム通信によると、同国外務省はホルムズ海峡の通過を希望する船舶に対し、「安全確保にはイラン海軍との調整が必要となる」と呼びかけ、封鎖措置を徹底する構えを見せています。
ミサイル攻撃で民間人に被害拡大 イランとイスラエルの応酬激化
米国とイスラエル、イラン間の応酬は13日も続き、イランの精鋭軍事組織「革命防衛隊」は、イスラエルの3都市と近隣諸国の米軍基地をミサイルとドローン(無人機)で攻撃したと主張しました。この攻撃により、イスラエル北部の村ではミサイルが着弾し、約60人が負傷する事態が発生しています。
さらに、イランの首都テヘランでは13日、パレスチナを支持する大規模集会の会場付近が攻撃を受け、国営テレビなど複数のメディアは参加していた女性1人が死亡したと報じました。集会には大統領や外相ら政府要人も参加していたと伝えられており、民間人への被害が深刻化しています。
イラン赤新月社は12日、イランへの攻撃による民間施設の損害が2万1720件に上ったと公表し、混乱収束の道筋が見えない状況が続いています。中東情勢は緊迫の度合いを増し、国際社会の懸念が高まっています。



