ブラジル前大統領が重い肺炎で緊急入院、収監先から病院へ搬送
【サンパウロ共同】ブラジルのジャイル・ボルソナロ前大統領(70)が13日、体調不良を訴え、収監先の首都ブラジリアの刑務所から近くの病院に緊急搬送され、入院した。地元メディアの報道によると、前大統領は肺炎を患っており、症状は重症とされている。
高熱や悪寒などの症状、集中治療室で治療中
ボルソナロ前大統領は、高熱や悪寒、吐き気などの症状を示しており、現在は集中治療室(ICU)で治療を受けている。担当医師によると、少なくとも数日間は入院が必要な見込みで、経過を慎重に観察しているという。
過去の負傷や健康問題が背景に
前大統領は、2018年に暴漢に腹部を刺された事件による後遺症で、これまで何度も手術や治療を繰り返してきた。また、今年1月には収監先で転倒して頭部を負傷し、病院で検査を受けるなど、健康面での懸念が続いている。
ボルソナロ前大統領は、クーデター計画などの罪で禁錮27年3月の判決を受け、昨年11月に収監された。今回の入院は、こうした収監生活の中で発生した健康危機として、国際的に注目を集めている。
関係者によると、前大統領の病状は安定に向かっているが、肺炎の治療には時間がかかる見通しで、今後の回復状況が注視される。ブラジル当局は、医療チームが最善のケアを提供しているとコメントしている。



