中国船が尖閣諸島沖EEZで海洋調査か 海保が事前同意なく中止要求
中国船が尖閣沖EEZで調査 海保が中止要求 (30.03.2026)

中国の海洋調査船が尖閣諸島沖で活動 海上保安庁が中止を要求

沖縄県・尖閣諸島周辺の排他的経済水域(EEZ)において、中国の海洋調査船が疑わしい活動を行っていることが明らかになりました。第11管区海上保安本部(那覇)は3月30日、同海域で中国船がパイプやワイヤのような物体を海中に下ろしているのを確認し、事前の同意を得ていない調査の疑いがあるとして、直ちに中止を要求しています。

具体的な活動海域と対応

海上保安庁によりますと、確認されたのは3月30日午後1時30分頃、尖閣諸島の魚釣島から西北西におよそ69キロ離れた海域です。この海域は日本の排他的経済水域内に位置しており、外国船が海洋調査を行う場合には事前の同意が必要とされています。

現場には海上保安庁の巡視船が派遣され、中国の調査船に対して活動の中止を直接要求しました。この対応は、国際法および国内法に基づく適切な措置として位置づけられています。

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海洋調査をめぐる国際的な枠組み

排他的経済水域における海洋調査活動は、国連海洋法条約に基づき、沿岸国の権利と義務が定められています。具体的には、以下のような規定が存在します。

  • 外国がEEZ内で海洋調査を行う場合、事前に沿岸国の同意を得なければならない
  • 調査の目的、方法、期間などについて詳細な情報を提供する必要がある
  • 沿岸国は合理的な理由があれば調査の許可を拒否できる

今回の中国船の活動については、日本政府への事前通告や同意手続きが行われた形跡が確認されていないため、海上保安庁が迅速な対応に踏み切りました。

地域の安全保障への影響

尖閣諸島周辺海域では、これまでも中国船の度重なる接近活動が報告されており、地域の安全保障環境に影響を与えています。今回の海洋調査疑義事件は、以下のような点で懸念材料となっています。

  1. 国際法に基づく海洋秩序の維持が脅かされる可能性
  2. 日中間の信頼関係に悪影響を及ぼす恐れ
  3. 周辺海域の航行安全に支障を来すリスク

海上保安庁は引き続き警戒監視を強化し、日本の主権と海洋権益を守るための活動を継続していく方針です。

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