米中閣僚級貿易協議がパリで開始、首脳会談へ向け懸案整理
米中閣僚級貿易協議開始、関税・台湾問題議論か

米中閣僚級貿易協議がパリで始まる、首脳会談へ向けた地ならし

米国と中国は3月15日、フランスのパリにおいて閣僚級貿易協議を開始しました。この会合は、ドナルド・トランプ米大統領が今月末に訪中し、習近平中国国家主席と首脳会談を開催する前に、両国間の主要な懸案事項を整理し、交渉の土台を整えることを目的としています。

議題には関税措置や台湾問題が含まれる見込み

協議では、米国が実施している関税措置や、中国による米国製品の購入拡大、さらに台湾問題などが議題として取り上げられるとみられています。これらは米中関係において常に緊張を生む核心的な課題であり、首脳会談前に閣僚レベルで議論を深めることで、より円滑なトップ会談を目指す構えです。

第2次トランプ政権下において、米中の閣僚級協議は昨年10月以来、今回で6回目となります。米国側からはジャネット・ベセント財務長官が、中国側からは何立峰副首相らが出席し、活発な意見交換が行われました。

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米国の関税政策と調査開始が背景に

トランプ政権は、連邦最高裁による「相互関税」の違法判決を受けて、2月から全世界を対象に10%の代替関税を課しています。さらに今月には、新たな関税措置に向けて、中国や日本といった国・地域を対象に、過剰生産など不公正な貿易慣行や強制労働に関する調査を開始しました。これらの動きが、今回の協議に影を落としています。

国際貿易の舞台では、米中の経済摩擦が世界経済に与える影響が懸念される中、今回の閣僚級協議が首脳会談へ向けた重要なステップとなるか、注目が集まっています。両国がどのような妥協点を見出し、今後の関係を構築していくのか、その行方が国際社会から注視されています。

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