米国の複数メディアは25日、トランプ大統領が実業家イーロン・マスク氏と動画共有アプリ「TikTok(ティックトック)」の買収について協議を開始したと報じた。買収が実現すれば、米中関係に新たな波紋を広げる可能性がある。
協議の背景
TikTokを運営する中国企業「バイトダンス」は、米国での事業継続を巡り米政府と対立してきた。トランプ大統領はこれまでTikTokの米国事業売却を要求しており、マスク氏は新たな買収候補として浮上した。
マスク氏の関与
マスク氏は電気自動車メーカーのテスラや宇宙開発企業スペースXの経営者として知られるが、近年はソーシャルメディア分野にも関心を示している。昨年にはツイッター(現X)を買収しており、今回のTikTok買収もその延長線上にあるとみられる。
今後の見通し
買収には中国政府の承認が必要とされ、交渉は難航が予想される。専門家は、TikTokのアルゴリズムやデータ管理を巡る安全保障上の懸念が最大の障壁になると指摘する。
- 安全保障問題:米政府はTikTokが中国当局にユーザーデータを提供するリスクを懸念。
- 中国の反応:中国当局は自国の技術企業の売却に強く反対する姿勢を示している。
トランプ政権はTikTokの米国事業を巡り、国家安全保障上の理由から売却を迫ってきた。今回のマスク氏との協議がどのような結果をもたらすか、注目が集まっている。



