29日のニューヨーク株式市場では、ダウ工業株30種平均が3日連続で続伸し、終値の最高値を更新しました。前日比363.49ドル高の5万1032.46ドルで取引を終え、連日の最高値更新となりました。
イラン戦闘終結への期待が買いを誘う
この上昇の背景には、米国とイランの戦闘終結に向けた協議が前進するとの期待があります。トランプ米大統領が29日、交流サイト(SNS)にイランとの合意について最終決定を下すための会議を開くと投稿したことが、投資家の間で好感されました。合意への期待から物価高への懸念が和らぎ、幅広い銘柄に買い注文が集まりました。
ハイテク株も上昇、ナスダックも最高値
ハイテク株主体のナスダック総合指数も7営業日続伸し、55.15ポイント高の2万6972.62となり、こちらも連日で最高値を更新しました。個別銘柄では、ITのIBMや通信機器のシスコシステムズの上昇が目立ちました。一方、小売りのウォルマートは売られました。
今回の株高は、地政学的リスクの低減期待が市場を押し上げた形です。トランプ大統領の投稿が引き金となり、投資家のリスク選好姿勢が強まったとみられます。



