米大統領支持率調査の歴史に幕 ギャラップ社が90年近くの継続を終了
米議会専門紙ヒルは11日、調査会社ギャラップが米大統領の支持率に関する調査を終了したと報じました。この調査は1938年、フランクリン・ルーズベルト大統領の時代に始まり、90年近くにわたって政権運営の評価を測る重要な指標として機能してきました。
最後の調査結果と歴代大統領の支持率
最後となった昨年12月の調査では、トランプ大統領の支持率は36%でした。ギャラップの調査によると、在任中の支持率平均が最も高いのはケネディ大統領(1961~63年)の70.1%で、アイゼンハワー大統領(1953~61年)が65.0%で続いています。
一方、最も低かったのは1期目のトランプ氏(2017~21年)の41.1%で、バイデン大統領(2021~25年)が42.2%で2番目の低さとなっています。トランプ氏の昨年12月までの2期目の支持率平均は41%でした。
政治的圧力の有無は不明
トランプ氏は自身の支持率が低く出た世論調査をたびたび批判しており、「詐欺調査を食い止めるため、あらゆる措置を講じる」と訴えてきました。調査を終了したギャラップの判断の背景に、政治的圧力があったかどうかは現時点では不明です。
この決定は、米国の政治分析において長らく基準とされてきたデータ源が失われることを意味し、今後の世論調査の在り方に影響を与える可能性があります。ギャラップ社は声明を出しておらず、詳細な理由は明らかにされていません。



