愛知アジア大会、テコンドーにVR対戦「バーチャルテコンドー」追加へ
愛知アジア大会、テコンドーにVR対戦「バーチャルテコンドー」追加へ

2026年に愛知県を中心に開催される愛知・名古屋アジア大会において、大会組織委員会がテコンドー競技に新たな種目として「バーチャルテコンドー」を追加する方向で調整を進めていることが明らかになった。この新種目は、仮想現実(VR)ゴーグルを装着し、仮想空間内で対戦するもので、6月中旬に予定されている理事会で正式に報告される見通しである。

バーチャルテコンドーの特徴と普及状況

バーチャルテコンドーは、近年急速に普及している新しいスポーツ形態である。選手はVRゴーグルを装着し、センサーを取り付けた手足を動かすことで、仮想空間上で相手と対戦する。実際の身体接触が一切ないため、性別や体格、身体的な違いに関係なく、誰でも平等に競技を楽しむことができる点が大きな特徴である。すでに国内外で多くの大会が開催されており、国際的な競技としての認知度も高まっている。

追加の背景と経緯

関係者によると、今回の種目追加は、テコンドーの競技団体およびアジア大会を主催するアジア・オリンピック評議会(OCA)からの要請を受けて検討されてきた。OCAは近年、大会の革新性と多様性を高めるために、新しい競技や種目の導入に積極的である。バーチャルテコンドーは、そのコンセプトに合致するものとして評価されたとみられる。

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既存のテコンドー種目との関係

アジア大会のテコンドー競技は、愛知県豊橋市総合体育館で実施される予定で、従来から「キョルギ(組手)」と「プムセ(形)」の2種目が計画されていた。バーチャルテコンドーが追加されれば、テコンドー競技は合計3種目となる。ただし、バーチャルテコンドーには、キョルギやプムセに出場する選手が参加する見込みであり、全体の選手数が増加することはないとみられている。

アジア大会における他の新競技

アジア大会では、OCAからの要請を受けて、これまでも新しい競技が追加されてきた。2024年2月には卓球とサッカーを組み合わせた「テックボール」が、3月にはテニスとスカッシュの要素を持つラケットスポーツ「パデル」が追加され、実施競技数は43となっている。今回のバーチャルテコンドー追加により、さらに競技の幅が広がることになる。

大会組織委員会は、バーチャルテコンドーの導入により、テクノロジーと伝統的なスポーツの融合を図り、若年層を中心とした新たな観客の獲得を期待している。また、性別や身体的な制約を超えた競技であることから、インクルーシブな大会運営の象徴としても注目されている。

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