ネタニヤフ首相、UAEを極秘訪問
イスラエル首相府は13日、ネタニヤフ首相が2月末からの対イラン戦闘中にアラブ首長国連邦(UAE)を秘密裏に訪問し、ムハンマド大統領と会談したと発表した。首相府はこの訪問を両国関係の「歴史的な突破口になった」と評価している。イスラエル首相のUAE訪問は極めて異例であり、訪問を公表することでイランを牽制する狙いがあるとみられる。訪問の具体的な時期や会談の詳細については明らかにされていない。
アブラハム合意と関係強化
UAEは2020年、イスラエルとアラブ諸国の国交正常化を進める「アブラハム合意」に最初に参加し、以来イスラエルとの連携を強化してきた。今回の戦闘では、イスラエルがUAEに防空システム「アイアンドーム」を供与したと報じられており、両国の軍事協力が急速に深まっている。
アイアンドーム供与と軍事協力
米紙ウォールストリート・ジャーナルなどによると、イスラエルはイランから攻撃を受けていたUAEに対し、国外向けとして初めてアイアンドームを提供した。さらに、イスラエル軍の要員数十人を派遣し、軍事協力を強化した。UAEは4月上旬にイランをひそかに攻撃したとされている。
このような動きは、中東地域の安全保障環境に大きな影響を与える可能性があり、今後のイランとの関係にも波及することが予想される。



