米CNNテレビは28日、ジェームズ・コミー元連邦捜査局(FBI)長官が再び起訴されたと報じた。具体的な罪名は明らかにされていない。トランプ大統領は、第1次政権時にFBIが2016年大統領選を巡るロシア疑惑を捜査したことを巡ってコミー氏を敵視しており、今回の動きは圧力強化の一環とみられる。
起訴の背景と手続き
CNNによると、トランプ氏が今月解任したボンディ司法長官に代わり、職務を引き継いだブランチ長官代行の下で、訴追に向けた手続きが進められたとみられる。この人事異動が、コミー氏への法的措置を加速させた可能性がある。
過去の起訴と無効判断
コミー氏は昨年9月、議会に対する偽証罪などで起訴された。しかし、南部バージニア州の連邦地裁は昨年11月、トランプ政権が起用した同州連邦地検トップについて、任命手続きが違法であるとして起訴は無効との判断を示していた。今回の再起訴は、この判断を覆す形となる。
政治的影響
トランプ大統領は長年、コミー氏を政敵とみなしており、今回の起訴は政権による司法利用の新たな事例として注目される。今後の裁判の行方や、議会との関係にも影響を与える可能性がある。



