イラン革命防衛隊に近いファルス通信は16日、エネルギー輸送の要衝であるホルムズ海峡を通航する船舶を対象とした、イラン独自の保険制度を導入する計画が進んでいると報じた。公式発表はまだなく、実際に導入されるかどうかは不明である。
保険計画の詳細
ファルス通信によると、この保険制度では保険証券が発行され、仮想通貨で決済する仕組みとなっている。これにより、100億ドル(約1兆5870億円)以上の国庫収入をもたらす可能性があるとしている。専用ウェブサイトのアドレスが公開されたが、共同通信テヘラン支局は17日時点でアクセスできなかった。
地域情勢と関連動き
一方、イランのモメニ内相は16日、パキスタンのナクビ内相と会談した。国営イラン通信によると、両内相は地域の平和に関して議論したと伝えられている。
ホルムズ海峡は世界の石油輸送の約3分の1が通過する重要拠点であり、イランはこれまでも海峡の安全確保や自国の権益主張を行ってきた。今回の保険計画は、イランが海峡の管理強化を図る一環とみられる。ただし、国際社会の反応や実際の運用開始時期は不透明で、今後の動向が注目される。



